バイク保険(任意保険)

バイク保険の自賠責保険で補償される範囲を超えたものたとえば、対物や搭乗者に関する補償はバイク保険の任意保険でなされることになります。

この任意保険の部分が一般の自動車保険に比べて、バイク保険の加入率は低いのが特徴です。具体的には一般の自動車保険の場合、任意保険加入率が70%であるのに対し、バイク保険の任意保険ではその半分の約35%しかありません。

一般の自動車(任意)に比べてバイク保険(任意)の加入率が低い理由としては、バイクの方が自動車より購入費用が安いことが原因のひとつにあげられます。購入費が安いほど、付随するものにお金をかけたくなくなるというわけです。

また、バイクの方が購入費用がより安いということも関連していますが、バイク搭乗者には未成年を含む若年層が多いということもあげられるでしょう。購入者の経済力が低いことも原因にあげられると思います。

しかしながら、バイクは2輪であるがゆえに、4輪よりも安定性が悪く、その分事故を起こしやすくなります。また、搭乗者も露出している部分が多いため、大きな事故につながりやすくなります。バイクが一般の自動車より安全な理由はどこにもありません。バイクは任意保険に入らなくていいという理由は、どこにもないのです。

任意の自動車保険の内容

自動車の場合と同じく、任意のバイク保険には、対物などの自賠責の保険では足りない部分を補ったり、事故などで自分自身が負傷した場合の対応などいろいろな目的の保険があります。

もちろん、自動車にかける任意保険と同じ内容のものはたくさんありますが、バイク保険と通常の自動車保険とでは、いくらか違いもあります。それは、加入できる保険のタイプが限られていたり、いろいろな特約などに違いがあったりすることです。

具体的には、車両保険があげられます。自動車では一般に補償される車両保険ですが、バイクの場合は、盗難にあっても補償されないというケースが多いようです。

また、バイク保険の搭乗者傷害補償保険に関しても、自動車保険であれば無制限であることが多いのに、バイク保険には制限がある場合が多くあります。これは、バイクという乗り物の性質上、事故のリスクが大きいことが考慮されているわけです。

他にも他車運転危険担保特約というバイクならではの特約があります。他人のバイクを借りて事故、更にそのバイクには保険が掛けられていない、という最悪の状況を想定した特約です。もっとも案外よくあるケースではあります。こうした場合にも、自己のバイクに掛けている任意保険から補償が受けられるというものです。非常に特殊な場合ではありますが、これも有効な特約と言えましょう。


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